エギング山陰 石見の国の遊名人

山陰　浜田港

あすから皆さん仕事でしょ（「人ごとではではないだろ！」陰の声）。なのに波止は満員御礼(T_T)。小生はいつもの最も条件の悪い場所に。久々に来ました。気持ちいーーー！！
そんなわけで、とりあえずエギングならぬスッティングを始めました。・・・が、あたりが全くない。・・・周りのエサ釣りの人達も釣れている様子がなく・・・。
その時でした。いきなりラインがすごい勢いで出て行きました。これはヤリイカの引きではありません。・・・心当たりはただひとつ・・・ソデイカ（アカイカ）がかかっちまったか？・・・しかも、ここは、水面から１０M、胸までのコンクリートフェンス。絶対絶命のピンチです。（この状況では上げられない。梶さんが「上げる場所確保するの常識」って言ってたしな〜。）・・・これは、人に助けてもらうしかない。・・・というわけで、下にいた人に、「どうもアカイカをかけちゃったらしいので、下に降りさせてもらっていいですか？」と声をかけると、「ええで、降りんさい」との返事
右手にしっかりロッドを持ち、左手にはギャフ。
下にいた人は、小生を見るなり、「あんたこの前、アカイカをばらした兄ちゃんじゃないかな？大物をよー釣るなあ・・・今度は、ばらしんさんなよ。」（恐るべしアングラーの記憶力。小生も有名人？(^^ゞ）
格闘すること数十分。だんだん寄って来ました。
あたりで仕掛けを出していた人はみんなラインがからまないように引っ込めてくれて、小生の周りにやって来ました。「あんた、そがーなギャフじゃあ、上がらんで・・・」とタモを持ってくる人もいたりして、今度は、なんとしても上げなくちゃ！！

いよいよどんなやつかとみんなが一斉に注目！！
な、な、なんとサメでした(T_T)
今までそばにいた応援団は「ラインを切りんさい」という人や、「上げてしまいんさい。こがーなんがおるけえイカがいっそこんのんじゃ」という人や・・・一気に野合になっちゃいました(T_T)
戦意喪失したところで、ラインを切られてさよ～なら～
小生の右手はもうヘロヘロ。
でも、サメに楽しませてもらっちゃった。
縞模様があったからネコザメかな〜。